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怪奇小話★異郷の空
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翌朝、大家さんに電話をして今までの経緯を話した。
「あのアパートのベッドルームには何か、変なものがいるじゃないですか?または鬼門だとか・・・?」
大家のおじさん達(彼は双子)、最初は笑っていたが、
急に真顔になった。
「何でもない。心配ないから・・・」と言って、
「それより学校は楽しいか?」などと、摂りとめもない話にもっていかれた。

絶対にこれはおかしい。
この家には、何かが憑いている。

数日後、再び大家のところに出かけて行った。
「ココに住み始めてから、変なことばかりが起こっている
ホントは何かあるんでしょ?」

二人は、懸命になって何とか話を変えようとしたが、
あまりにしつこく尋ねるものだから、
大家はついに観念して、まじめな顔で話し始めた。
「実は、君が入ってくる前の、夏の間に、
老夫婦がヨーロッパ旅行してたんだよ。
ところがその旅先で、事故に遭い二人とも亡くなったんだ。
その彼らが、住んでいたのはこの部屋なんだ。
きっと、もとの部屋を見に来たんじゃないかな」

話を聞いた後、気味が悪くなり背筋が寒くなった。
生まれて初めて、幽霊というものを意識したからだ。

その部屋を出ることにした。
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  The winter solstice-冬至

クリスマスは春の光を復活させる使者キリスト(万物)に祈りを奉げる降臨節です。毎年このシーズンになると、欧米では色彩に富んだクリスマスツリーやリースで翌年の豊作や家族の健康を祝います。

ところで、このリースやツリーの由来ですが、16世紀ころの北欧では、一年中で昼(北半球)が最も短くなる長い冬の寒さに備えて、寄せ集めた「もみの木」の枝を丹念にねじったリースをつかって毎日暖炉をたいていたそうです。

「もみの木」は冬の厳しい寒さにも負けない常緑高木です。
北欧の農民は、この木を神聖な樹木にみたて、自然の恵みの感謝のしるしとして装飾をほどこしました。これがクリスマスツリーの由来です。もみの木の香りが漂ってきそうです。

その年の実りに感謝しつつ来年の豊作と家族の健康を祈りながら「もみの木」にオーナメントを施し、その年にとれた小麦粉やドライフルーツを使ったケーキ(保存食)やワインを飲んで祝う。

もみの木の香り漂うリースで暖炉の火をおこし、キャンドルを灯す習慣は、長く暗い厳冬を少しでも明るく過ごすそうとした人々・家族への思いやりと生活の知恵なのかもしれません。

クリスマス近くになると、私たちはデコレーションケーキや色とりどりのイルミネーションをよく目にします。「寒さが増す冬の夜を、華やかに祝う」古人から引き継いだ一つの生活の知恵ですね。

約1ヶ月にわたって行われるハローマス(ハロウィン)~クリスマス(ソウィン)は、「地球の復活」を祝う農民・ペイガンの行事・儀式ですが、長い歴史の中でイエス・キリスト(クリスチャン)の誕生イベントと化していったのです。村の農民各々が食べ物をもちよって収穫を祝う「農民の集会所」農民協会が、いつしか教会に変わっていったのではないかと思われます。

地球を再生するために一旦0(8ハウス)に戻し、その後、太陽は復活(春分点)するために、9~10ハウスへと向かいます。上方(太陽)に向かって矢を射る「いて座」から山頂(天の頂)を目指して、ゆっくりと昇る「やぎ座」へと至ります。第10ハウスは、太陽が最も高く上昇する冬至(占星術では天頂)で多産の山羊が統治するハウスでもあります。
ちなみに12月はDec(基本)-ember(光)10番目の光をあらわします。
11月に「2007年の経済の動向を読む」というテーマで講演をしました。ただ、参加者全員が占星術の初心者だったので、どこから話を始めてよいものか、悩んでいたところに、10代の頃から親しくしていただいた知人から「M&A資本主義」(サブタイトル敵対的M&A・三角合併防衛法)という著書が送られてきました。
著書の内容はもちろんM&Aについてですが、その中に知人の会社(アイアールジャパン)が17ページにわたって紹介されているとのことでしたので、早速、手にとって読んでみました。
自分自身、経営に携わったことがないので、果たして読破できるものかと案じていましたが、繰り返し読んでいくうちに、著者の納得のいく説明で90%ほど、会得しました。

内容的にはかなり難解(これは私だけかもしれませんが・・・)ですが、IR(Invester relations)の進化版SR(Proxy Solicitation)が、ハゲタカの窮地に陥る日本の企業を救う「革新的な方策」であること。IRとSRの本質は十分理解できたかな・・・?ちなみにIRとは企業の価値を非公式に知らせる社内報である。三角合併が解禁されると、株式交換だけでM&Aが成立するから手間が省けるし、キャッシュも不要。だから、IRのない会社=企業価値のない会社はハゲタカの餌食になりやすい。
株主に顔を向けた経営の会社にする。それこそがインベスター・リレーションに他ならない。「IRをやれば、コーポレイト・ガバナンスも自然に高まる」そして、IRの第一歩は嘘をつかない。粉飾決算などもっての他、ということだ。と著書で述べてます。SRは「株主判明調査」し、経営者の保身を図るのではなく、株主価値を上げることを基本にしているサービスだそうです。

IRについては知人が会社を起こした頃に、教示してもらいましたが、私自身も含め、人も企業も窮地に追い込まれないと、ものの真価を認めることができないんだ・・・と、痛感!
それにしても、数十年にわたって多くの努力、労力を注いだかいがあって、よかったなぁ~と、無限の感慨を覚えました。

獅子宮を通過中の土星と天蠍宮を通過中の木星が、反発しあった2005年の暮れから2006年にかけて、六本木界隈のIT企業連がこぞってM&A(企業買収)に乗り出したことは、まだ記憶に浅い。しかしながら、このM&Aは収益のあがらない企業を健康な企業に買収してもらい、建て直すことが本来の目的です。冥王星の神意に背いた者は、情け容赦なく罰せらることは必至です。

ハゲタカもイーグルのように空高く滑空して獲物を狙う猛禽類。気をつけないと核をつかれてしまう。

続く
Januaryは、ラテン語のJanus(神の月)由来です。地上におけるヤハウェの神が天地を造り終えて、一日休息してから再び復活した8の子宮~1に復活するまでの行程。「天地創造の六日間」

第10ハウス:時の旅人クロノスが一巡の旅(季節)を終えて、再び原点(復活・春分点)に戻る1月_1+0=10です。
人間でたとえれば、肉体の成長をあらわす一方、小宇宙における “進化の回数”によって変容した心の姿でもあります。人間の肉体に隠された三つの本性の調和が、統一された最初で最後の人間であることを示しています。

もちろん、これをもって進化が完了したわけではありませんが、様々な念を取締まる9で得た美徳を、物質界(俗界)で生かすことができないと、価値がないことも同時に示唆している。十念や十戒の本質は、9の誓いによって生まれた徳を、俗界にて実際にあてはめて使う訓戒の名残ですが、この「徳」を俗界で実際に生かさないと、腐敗・退廃します。雪や霜が降りる冬は、何も育ちませんが、※夏の太陽(かに座~獅子座)で収穫した果実やお米は、醗酵してお酒になります。夏の太陽を一杯浴びた野菜や果実を冬に食するように、夏の思考は、冬に醗酵します。夏は暑くて頭が働かないように思えますが、実はすごい力を発しているのです。
※夏至(北のヨゼフ)と冬至の光(南のヨゼフ)

日本にはスサノオと天照大神の誓約(うけひ)によって八尺の勾玉の五百津(いおつ)をしめくくった話があります。さらに八尋殿(下界)を統治する皇霊殿(すべらぎ)は、精神をつかさどる上で最も大きな機能を負う大脳の象徴である。第10ハウスの支配星は土星です。土星天、あるいは※水晶天と呼ぶこともあります。第4ハウス(10の対極)の結晶水が、結晶化(物質化)した状態_4と10の協力によって骨格という土台が出来上がります。
※人体における土星の役割は関節(六角柱の結晶で、先は六角錐状の水晶)ですが、霊体の状態(眉間の六角柱)をよくすることがなによりも大事なことです。

私なりに解釈すると五百津(国土)は人体(肉体)。そして、個々の世界観を取り締まり下界を統治するスベラギは頭部(頭蓋骨)ではないかと思う。
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エソテリック占星術研究家
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以前は音楽家でしたが、西洋占星術と出会って以来、はまっています。
米国占星術協会PMAFA
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